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パスワードの使い回しは危険! 専門知識ゼロでできる不正アクセス防止の基本
パスワードの使い回しは危険! 専門知識ゼロでできる不正アクセス防止の基本
「パスワードの有効期限が切れました。新しいパスワードを設定してください」
パソコンやWebサービスを使っていて、この画面が出るたびに「またか」「考えるのが面倒だな」と感じる方も多いかもしれません。
実は、「パスワードは定期的に変える」という考え方は、今では古いものになりつつあります。
この記事では、定期的に変える必要が無くなった理由と、専門知識が無くても出来る、安全なパスワードの作り方と管理のしかたを紹介します。
パソコンやWebサービスを使っていて、この画面が出るたびに「またか」「考えるのが面倒だな」と感じる方も多いかもしれません。
実は、「パスワードは定期的に変える」という考え方は、今では古いものになりつつあります。
この記事では、定期的に変える必要が無くなった理由と、専門知識が無くても出来る、安全なパスワードの作り方と管理のしかたを紹介します。
目次
なぜ「定期的な変更」は要らなくなったのか
以前は、「万が一盗まれた時のために、3か月に1回はパスワードを変える」のが常識でした。
今では総務省などの公的な機関も、パスワードが漏れた形跡が無ければ、定期的に変える必要は無いという考え方を示しています。
理由は、人の行動にあります。
何度も変更を求められると、多くの人は忘れないように、次のような変え方をしがちです。
今では総務省などの公的な機関も、パスワードが漏れた形跡が無ければ、定期的に変える必要は無いという考え方を示しています。
理由は、人の行動にあります。
何度も変更を求められると、多くの人は忘れないように、次のような変え方をしがちです。
Password2025→Password2026(年の数字だけを変える)Sakura01→Sakura02(最後の数字を1つ増やすだけ)- 新しいパスワードを付箋に書いて、パソコンの画面の横に貼っておく
攻撃する人も、こうした変え方の癖をよく知っています。
数字を1つ増やしただけのパスワードは、前のパスワードが漏れていれば、すぐに推測できてしまいます。
何度も変えて簡単なパスワードになるくらいなら、破られにくいパスワードを1つ作って、長く使い続ける方が安全です。
数字を1つ増やしただけのパスワードは、前のパスワードが漏れていれば、すぐに推測できてしまいます。
何度も変えて簡単なパスワードになるくらいなら、破られにくいパスワードを1つ作って、長く使い続ける方が安全です。
破られやすいパスワードの特徴
攻撃する人は、手でキーボードを打ってパスワードを当てるわけではありません。
専用のプログラムを使って、たくさんの組み合わせを、とても速く次々に試します。
次のようなパスワードは、こうしたプログラムで短い時間のうちに破られるおそれがあります。
専用のプログラムを使って、たくさんの組み合わせを、とても速く次々に試します。
次のようなパスワードは、こうしたプログラムで短い時間のうちに破られるおそれがあります。
- 文字数が少ないもの(8文字以下)
- 辞書に載っている単語や名前(
apple/tokyo/yamadaなど) - キーボードの並びを順に打ったもの(
qwerty/12345678など) - 生年月日や電話番号(SNSなどから推測しやすい)
一番避けたいのは「使い回し」
複数のサイトで同じパスワードを使い回していると、どこか1つのサイトからパスワードが漏れた時に、攻撃する人が同じパスワードで他のSNSやネットショップにもログイン出来てしまいます。
サイト毎に、違うパスワードにしておくと安心です。
サイト毎に、違うパスワードにしておくと安心です。
覚えやすくて破られにくい「パスフレーズ」
「でも、長くて複雑なパスワードは覚えられない」と感じるかもしれません。
そこでおすすめなのが、「パスフレーズ」という考え方です。
自分が覚えられる長い文を、英語やローマ字で組み立てます。
そこでおすすめなのが、「パスフレーズ」という考え方です。
xK9#mL2$vP のような、意味の無い文字の並びを作る必要はありません。自分が覚えられる長い文を、英語やローマ字で組み立てます。
パスフレーズを作る3つの手順
-
好きな言葉や身近な文を思い浮かべる例:「私は犬と猫が好きです!2026」
-
ローマ字や英語にする例:
Watashi_Wa_Inu_To_Neko_Ga_Suki_2026! -
16文字以上にする文字数が多いほど、破られにくくなります。
文字数が1文字増えるだけでも、試す必要のある組み合わせの数は何十倍にも増えます。
複雑さよりも長さが、破られにくさにつながります。
複雑さよりも長さが、破られにくさにつながります。
補足
有名な歌詞やことわざ、この記事の例のように、他の人も思いつく文は、そのまま使わない方が安心です。
自分だけが知っている言葉を組み合わせると、より破られにくくなります。
自分だけが知っている言葉を組み合わせると、より破られにくくなります。
パスワードと合わせて設定したい「二段階認証」
パスワードを強くすることと合わせて、設定しておきたいのが「二段階認証」です。
ログインする時に、パスワードに加えて、スマホのSMSに届く6桁の番号や、指紋/顔での認証などを求める仕組みです。
もしパスワードが盗まれても、本人のスマホが無ければ、ログインはぐっと難しくなります。
二段階認証を使うと、自動で試す不正なログインの99%以上を防げるという報告もあります。
LINE/Google/Amazon/銀行のアプリなど、よく使うサービスの多くで設定できます。
まずは、よく使うサービスの設定画面を確かめてみてください。
ログインする時に、パスワードに加えて、スマホのSMSに届く6桁の番号や、指紋/顔での認証などを求める仕組みです。
もしパスワードが盗まれても、本人のスマホが無ければ、ログインはぐっと難しくなります。
二段階認証を使うと、自動で試す不正なログインの99%以上を防げるという報告もあります。
LINE/Google/Amazon/銀行のアプリなど、よく使うサービスの多くで設定できます。
まずは、よく使うサービスの設定画面を確かめてみてください。
まとめ セキュリティは「頑張らない仕組み」が一番強い
安全なパスワード管理の要点をまとめます。
- 定期的に変えるのをやめて、最初から長いパスワード(16文字以上)を作る
- 同じパスワードを、複数のサイトで使い回さない
- 二段階認証をオンにする
- 覚えるのが大変なら、スマホやブラウザのパスワードを保存する機能や、パスワード管理アプリを使う
セキュリティ対策で大切なのは、負担を我慢し続けることではなく、無理なく安全を保てる仕組みを作ることです。
会社のアカウントや大切な個人情報を守るために、まずはよく使うサービスから、パスワードを見直してみてください。
会社のアカウントや大切な個人情報を守るために、まずはよく使うサービスから、パスワードを見直してみてください。
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