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意外と知らない!ロゴデザインの種類(7種)と各種の長所・短所

意外と知らない!ロゴデザインの種類(7種)と各種の長所・短所
この記事は2021年11月に公開しました。
ロゴの例は、公開した当時のものです。
今は変わったロゴもあります(Twitter は X になりました)。
中小企業でも大手企業でも、ロゴは大切なものです。

ロゴとは、どんなものか。
どんな種類があるのか。
自社の事業には、どの種類が合うのか。
種類ごとの長所と短所は何か。
この記事では、この4つを順に説明します。

ロゴとはなんですか?

ロゴは、もとはロゴタイプ(logotype。文字をデザインしたもの)の略です。
今は図形のマークも含めて、団体名/社名/商品名などを図案化した文字や図形を、まとめてロゴと呼んでいます。

ロゴは、商品/名刺/Webサイト/文房具などに付けます。
見た人が、事業の内容や会社の理念などを知る手がかりになるマークです。

ロゴは、ブランドや企業の、目に見えるアイデンティティー(らしさ)の一部です。
そのため、効果的なロゴを作るには、考えること/調べること/計画すること、そして創造性が要ります。

ロゴ制作の注意ポイント

1.シンプル

Nike/Panasonic/SAMSUNG/Apple/IKEA/BBC/TOYOTA/NHK/amazon の、シンプルなロゴの例
シンプルなロゴは、見分けやすく、覚えやすくなります。
いろいろな媒体でも、手軽に使えます。
そのため、シンプルさはロゴを成功させる鍵になります。

2.関連性

歯科医院/ネイルサロン/バスケットボールクラブ/美容室/ハンバーガー店など、業種に合った絵柄を使ったロゴの例
見る人に、企業の事業の内容などをよく分かってもらうには、ロゴと事業の関連性が大切です。
ロゴに使う色/画像/イラストが、事業と関係しているかを、しっかり確かめておきます。

3.タイムレス

1886年から2007年以降までの、コカ・コーラのロゴの移り変わり
自分の作品に、長く生きてほしい。
そう考えて、多くのデザイナーがタイムレス(時がたっても古びないこと)を目指します。

時がたつと、ロゴの形や色の好み、色の意味も変わっていきます。
そのため、ロゴをデザインするときは、時間の流れも考えておきます。
コカ・コーラは、細かな手直しを重ねながら、130年以上ほぼ同じ文字の形のロゴを使っています。

4.記憶力

Instagram/Twitter/イエローハット/Google/Microsoft/オリンピック/TESLA/マクドナルド/世界貿易機関の、覚えやすいロゴの例
ロゴのデザインには、ブランドを確立し、見る人の目を引き、前向きな印象を長く残す役目があります。
そのため、覚えやすいロゴほど、良いロゴと言えます。

5.柔軟性

ロゴは、いろいろな媒体に載せます。
そのため、どこに載せても使える柔軟さが要ります。
例えば、Webサイトにも印刷物(看板/名刺/パンフレットなど)にも使えるように、ロゴの配置の型や配色を考えておきます。

ロゴの種類

1.モノグラム/レター Monogram / Lettermark

CHANEL/hp/NASA/GUCCI の、文字を組み合わせたモノグラムのロゴの例
モノグラム(monogram)は、レターマークとも呼ぶロゴです。
会社名などの2つ以上の文字や記号を、重ねたり組み合わせたりして、1つの記号にした模様です。
会社名が長いときに、頭文字だけで表すためによく使います。
長所
複雑な社名や長い団体名を、短く表せる
いろいろな場所や大きさに合わせやすい
覚えやすい
短所
事業の内容や理念が伝わりにくい
他社のロゴと似てしまうことがある

2.ワードマーク/ロゴタイプ Wordmark / Logotype

H&M/FedEx/SONY/Canon の、社名を文字でデザインしたワードマークのロゴの例
ワードマーク(ロゴタイプ)は、レタリングロゴとも呼ぶ文字のロゴです。
モノグラムに似ていますが、こちらは会社名を全部入れます。
会社名の文字を基に、独自の書体(文字の形)でデザインします。
長所
覚えやすい
使いやすい
他の種類のロゴより古びにくい
短所
色やフォントの使い方によっては、他社のロゴと似てしまう
独自のフォントや、いくつかの色の組み合わせで、競合他社との違いを出す工夫が要る

3.抽象 Abstract

adidas/pepsi/NBC の、形と色で意味を表した抽象的なロゴの例
抽象ロゴは、シンボルの形や色に、いろいろな考えや意味を込めたロゴです。
多くは、幾何学的な形を組み合わせて作ります。
見る人の目を引きやすく、目に優しいシンプルなデザインなので、人気があります。
長所
シンプルで使いやすいので、多くの分野に事業を広げている大手企業に向いている
テクノロジー/IT の企業に、とても効果的
短所
良いデザインが手に入りにくい

4.絵のマーク Pictorial marks

Apple のリンゴ/Twitter の鳥/PLAYBOY のウサギ/WWF のパンダの、絵のマークの例
絵のマークは、ものの形を単純にした絵のロゴです。
ひと目で、何の絵か分かります。
よく知られた例は、Apple のリンゴ/Twitter(今の X)の鳥/PLAYBOY のウサギのロゴです。
文字や抽象的な形だけのロゴよりも、ブランドについて多くを伝えられるので、人気があります。
長所
見る人の興味を引く
文字が入っていないので、世界で事業をする企業に向いている
短所
新しい企業やブランドだと、何のロゴか分かってもらいにくい(知ってもらうには広告が要る)
抽象的すぎて、事業の内容があいまいになる場合がある

5.エンブレム Emblem

スターバックス/BMW/ハーレーダビッドソン/フォルクスワーゲンの、紋章のような形のエンブレムのロゴの例
エンブレムは、イベントや組織/団体の象徴になる図柄を、紋章のような形にまとめたロゴです。
スターバックスや BMW のように、円や盾などの形の中に文字や絵を入れます。
長所
学校/大学/政府機関/サッカーチームなどに向いている
独自性が高いデザインなので、まねしにくい
短所
凝ったデザインのロゴなので、少し複雑で見分けにくい
どの分野の企業にも合うわけではない

6.マスコット Mascot

KFC/Pringles/Mr. Clean/Wendy's の、キャラクターを使ったマスコットのロゴの例
マスコットロゴは、キャラクターのイラストと文字を使ったロゴです。
明るく、遊び心のある、個性的な色づかいのものが多くあります。
食品の会社/スポーツチーム/子ども向けの商品の会社は、目を引くマスコットをよく使っています。
長所
子どもや家族向けのサービスに向いている
親しみやすく見えるので、幅広い人に好まれる
短所
高級な商品や、高級感を出したい商品には使いにくい
時間がたつと古く感じやすく、デザインの手直しがよく要る

7.コンビネーションマーク Combination mark

PUMA/LACOSTE/ROLEX の、絵と文字を組み合わせたロゴの例
コンビネーションマークは、いくつかの種類のデザインを組み合わせたロゴです。
例えば、イラストと文字を組み合わせます。
長所
他社との違いを出しやすい
新しい会社に向いている
短所
デザインする要素が2つ(文字とロゴマーク)ある
商品やパッケージに、どちらを載せるかを決めておくことになる

まとめ

ロゴは、企業やブランドの「顔」とも言えます。
ロゴを作るときは、シンプル/関連性/タイムレス/記憶力/柔軟性の5つを確かめます。

7つの種類と、特徴や向いている会社は次の通りです。
モノグラム/レター
頭文字などを組み合わせたロゴ。
社名が長い会社に。
ワードマーク/ロゴタイプ
会社名を全部入れた文字のロゴ。
覚えやすく、古びにくい。
抽象
形や色に意味を込めたロゴ。
多くの分野に事業を広げる大手企業や、IT の企業に。
絵のマーク
ものの形を単純にした絵のロゴ。
世界で事業をする企業に。
エンブレム
紋章のような形のロゴ。
学校/政府機関/サッカーチームなどに。
マスコット
キャラクターのイラストを使ったロゴ。
子どもや家族向けのサービスに。
コンビネーションマーク
イラストと文字を組み合わせたロゴ。
他社との違いを出したい、新しい会社に。
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