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ブランドカラー・コーポレートカラーとは?重要性と選び方

ブランドカラー・コーポレートカラーとは?重要性と選び方
この記事は2022年8月に公開しました。
内容が今と違う場合があります。
ブランド名/ブランドカラー/ロゴ/パッケージ。
ブランドは、いくつもの要素でできています。
狙い通りのイメージを持ってもらい、他との違いを出すには、こうした要素のデザインが大切です。

この記事では、その中からブランドカラーを取り上げます。
重要性と選び方を、有名なブランドの例とあわせて紹介します。

ブランドカラー・コーポレートカラーとは?その色の重要性

ブランドカラー/コーポレートカラーは、ブランドや企業のテーマカラーです。
その色を見ただけで、ブランドや企業を思い浮かべる人もいます。
例えば、コカ・コーラ(Coca-Cola)は赤、エルメス(HERMES)はオレンジ、ティファニー(TIFFANY&CO.)はティファニーブルーです。

テーマカラーは、ブランドや企業の理念/コンセプトを、目に見える形で伝える大切な要素です。
色ごとに有名なブランドのロゴを並べた図が、Canva の記事(英語)にあります。
人が受け取る情報の8割は、目からの情報だと言われています。
そのため、ブランド/商品/プロジェクト/サービスのイメージは、どんな色にするかで大きく変わります。

色とマーケティングについての論文(Satyendra Singh、2006年)によると、人は商品を見てからおよそ90秒以内に、その商品の印象を決めるそうです。
その判断の62〜90%は、色だけを基にしているとしています。
こうした理由から、色はブランドの印象を左右する大切な要素です。

有名なブランドカラー

有名なブランドカラーと、その色を選んだ理由を3つ紹介します。

1.コカ・コーラ(Coca-Cola)

赤い地に白い文字のコカ・コーラのロゴ
コカ・コーラのコーポレートカラーは「赤」です。
コカ・コーラでは、この赤を「コークレッド」と呼んでいます。

発売して間もない頃、運んでいた樽を赤く塗ったのが始まりだと言われています。
お酒の樽と見分けやすくするためだったそうです。

2.エルメス(HERMES)

オレンジの地に、馬車の絵と HERMÈS PARIS の文字が入ったエルメスのロゴ
エルメスのブランドカラーは、「エルメス・オレンジ」という名前です。

実は、エルメスが望んで選んだ色ではありません。
もともと、箱や包装紙の色はベージュと茶色でした。
ところが、第2次世界大戦中に材料が足りなくなり、仕入れ先には派手なオレンジの紙しか残っていませんでした。
そこで、オレンジの箱を使いました。

戦争が終わった後も、エルメスはオレンジの箱を使い続けました。

3.ティファニー TIFFANY&CO.

ティファニーブルーの地に、黒い文字で TIFFANY & CO. と書いたティファニーのロゴ
ティファニーのブランドカラーは、「ティファニー・ブルー」という鮮やかな青色です。
この色は、コマツグミ(American Robin)の卵の色に由来すると言われています。

青は昔から、高潔さや真実を表す色と言われています。
「ティファニーの品々は、どれも気高くあらねばならない」という信念に、ぴったり合う色だと考えられます。

ブランドカラー決めの時のポイント

1.色の持つ意味・イメージを理解すること

色には、心理的/生理的/感情的/文化的な影響があることが、研究で分かっています。
色には、人の目線や関心を引きつける不思議な力があります。

次の表に、色ごとによく挙がるイメージをまとめました。
色 よく挙がるイメージ
赤 情熱的/力強さ/アクティブ/おめでたい/興奮/怒り/衝動的/刺激/生命力など
オレンジ 活発/家庭/暖かい/温もり/フレッシュ/にぎやかさ/親しみ/ポジティブなど
黄色 好奇心/幸福/光/活動的/軽快/エネルギー/希望/明るさなど
緑 穏やかさ/調和/自然/平和/安全/バランス/協調/新鮮/さわやか/やすらぎ/森林/健康/リフレッシュなど
青 平和/安全/冷静/静寂/誠実/清潔/クリア/若い/さわやか/水/空/海など
紫 優雅/上品/神秘/古典的/伝統/知性/気品/ロマンス/幻想的/エキゾチック/ラベンダーなど
白 純粋/神聖/清潔/明るい/平和/自由/善/潔白/孤独/緊張/未来など
黒 高級感/暗闇/恐怖/沈黙/厳粛など

2.企業・ブランドのコンセプト・ターゲットなどを特定すること

コンセプトやターゲットをはっきりさせると、合うブランドカラーを選びやすくなります。
例えば、ブランドについて、次のように考えていきます。
  • 事業の内容:どんな商品やサービスを届けるか
  • ターゲット:年齢/性別/職業など
  • ブランドパーソナリティ/コンセプト/理念など

3.競合他社のカラーを調べてから、カラーを選ぶこと

色によって、企業やブランドのイメージは変わります。
競合他社との違いを出すには、まったく同じ色やデザインは避けたいところです。

4.選んだカラーを使用する場所を決めること

使う場所によっては、色が思った効果を出せないことがあります。
色を変えなければならなくなることもあります。
そのため、選んだ色を使う場所を、先に想定して決めておくことも大切です。

ブランドカラー/コーポレートカラーをよく使う場所には、次のようなものがあります。
  • ロゴ
  • ホームページ
  • 名刺/パンフレット
  • 広告/SNS
  • 店舗の看板/店内のインテリア

まとめ

ブランドカラー/コーポレートカラーの選び方に、決まったルールはありません。
ただ、色には人の意識や感情を大きく動かす力があります。
選ぶときは、次の4つを手がかりにします。
色の意味/イメージを知る
色ごとに、よく挙がるイメージがあります。
赤なら情熱的、青なら誠実などです。
コンセプト/ターゲットをはっきりさせる
事業の内容/ターゲット/理念などを、先に考えます。
競合他社の色を調べる
競合他社と、まったく同じ色やデザインは避けます。
使う場所を決める
ロゴ/ホームページ/名刺/看板など、使う場所を先に想定しておきます。
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