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共有アカウントの2段階認証 Ente Authで複数人が同じ認証コードを使う方法

共有アカウントの2段階認証 Ente Authで複数人が同じ認証コードを使う方法
会社の「info@」「support@」のように、役割毎のアカウントを複数人で使っている職場は多いと思います。
ところが2段階認証をオンにすると、認証コードが出るのは、設定した人のスマホだけになります。

記事「パスワードの使い回しは危険! 専門知識ゼロでできる不正アクセス防止の基本」では、パスワードと合わせて2段階認証を設定しておくと安心だと紹介しました。
この記事では、無料の認証アプリ「Ente Auth」で、一人一人が自分のEnteアカウントのまま、必要な認証コードだけを共有する方法を紹介します。
Ente Auth以外の方法と、そもそも共有しなくて済む方法も、後半で紹介します。
とら(Web担当) ラグ先生、info@ の2段階認証をオンにしたら、コードが私のスマホにしか出なくなりました。
私が休むと、誰もログイン出来ないんです。
ラグ先生(制作会社のエンジニア) 同じQRコードを、みんなのスマホで読み取っておけば、全員に同じコードが出ますよ。
とら(Web担当) えっ、同じコードが出るんですか?

基本の考え方:全員が同じコードを出せるようにする

2段階認証を設定する時に出るQRコードには、「鍵」が入っています。
認証アプリは、この鍵と今の時刻から、認証コード(多くのサービスでは6桁)を計算しています。
時刻が進めばコードも変わるので、多くは30秒毎に新しいコードが出ます。
Ente Authも、Google 認証システム(Google Authenticatorの日本語の画面での名前)も、この仕組みです。

つまり、同じQRコードを読み取ったスマホは、全て同じコードを出します。
複数人で使う時は、使う人がそれぞれの認証アプリで、同じQRコードを読み取ります。

全員が同時に読み取れなくても大丈夫です。
Ente Authなら、既に登録した人の画面にQRコードを出して、後から読み取ってもらえます(登録済みのEnte AuthからQRコードを渡す)。
図1:全員が同じQRコードを読み取り、鍵はそれぞれのEnteアカウントに入る

Ente Authを使う理由

Ente Authは、無料で使える認証アプリです。
使うには、自分のEnteアカウント(メールアドレスとパスワード)を作ります。
登録した鍵はこのアカウントに保存するので、スマホとパソコンで同じコードが出ます(図1の「同期」)。
複数人で使う時に、次の点が便利です。
パソコンとブラウザでも使える
iPhone/Androidの他に、Windows/Mac/Linuxのアプリと、ブラウザで開くWeb版があります。
パソコンで仕事をしている時も、スマホを出さずにコードを見て、コピー出来ます。
時間を区切ってコードを渡せる
たまにしか使わない人には、決まった時間だけコードを見られるリンクを送れます。
運営会社も中身を読めない
登録した鍵は、自分の端末の中で暗号化してから、Enteアカウントに保存します(エンドツーエンド暗号化)。
Enteの運営会社も中身を読めないので、サーバーから情報が漏れても、鍵までは取り出せません。
Enteは、プログラムの中身も公開しています(オープンソース)。
スマホを替えても戻せる
新しいスマホで自分のEnteアカウントにログインし直すだけで、登録したコードが戻ります。
コードをファイルに書き出して、控えを作ることも出来ます。

困りやすい共有の仕方

とら(Web担当) Ente Authのアカウントを1つ作って、みんなでログインすれば早くないですか?
ラグ先生(制作会社のエンジニア) Enteの利用規約は、パスワードとリカバリーキーを人に渡さない前提で書かれているんです。
アカウントは、1人1つで使います。
SMSの認証を1人の携帯に紐づける
その人が休みの時/スマホを替えた時/退職した時に、他の人がログイン出来なくなります。
QRコードのスクリーンショットを共有する
QRコードは鍵そのものです。
画像で残ると、見た人は誰でも同じコードを作れます。
1つのEnteアカウントを複数人で使う
リカバリーキーは、後から変えられません。
1つのアカウントを分け合うと、抜けた人がキーを控えていた時に、アカウントごと作り直すしかなくなります。

Ente Authを入れて、自分のアカウントを作る

使う人それぞれが、自分のスマホにEnte Authを入れて、自分のEnteアカウントを作ります。
既にEnteアカウントを持っている人は、そのアカウントを使います。
  1. Ente Authを入れる
    スマホは、App Store/Google Playで「Ente Auth」を探して入れます。
    パソコンのアプリはEnte Authのサイトから入れられ、ブラウザではauth.ente.comを開くと、登録したコードを見られます。
  2. 自分のEnteアカウントを作る
    Ente Authを開き、アカウントを作る方を選んで、自分のメールアドレスとパスワードを入力します。
    メールに届く確認のコードを入力すると、アカウントが出来ます。
  3. リカバリーキーを保管する
    続けて、24個の英単語のリカバリーキーが出るので、「キーを保存」を押して保管します。
    このキーは、後から変えることが出来ません。
    パスワードとリカバリーキーの両方を無くし、ログインしたままの端末も無くなると、登録したコードを取り出せなくなります。
  4. Ente Authにロックをかける
    「設定」→「セキュリティ」→「アプリのロック」で、Ente Authを開く時に、スマホのロック解除かPIN/パスワードを求めるように出来ます。
    共有するコードを入れるので、かけておくと安心です。
自分のEnteアカウントで気をつけること
パスワードとリカバリーキーは、他の人に教えず、自分だけで保管します。

Enteアカウントのメールアドレスが、自分のGmailだとします。
そのGmailの2段階認証のコードも、Ente Authに入れていたとします。
新しいスマホでEnte Authにログインする時、確認のコードはGmailに届きます。
ところが、Gmailを開くためのコードは、まだログイン出来ていないEnte Authの中です。
こうなると、どちらにも入れません。

ログインの時にメールで確認のコードを送る設定(「設定」→「セキュリティ」の「メール認証」)をオンにするなら、そのメールのコードは、Ente Auth以外(別の認証アプリか、バックアップコード)でも出せるようにしておきます。

共有するアカウントのコードを登録する

ここでは、Googleアカウントを例にします。
他のサービスも、2段階認証の設定でQRコードを出して、同じように読み取ります。
QRコードが出ている間に、その場にいる人が、それぞれのEnte Authで読み取ります。
その場にいない人には、後から、登録済みのEnte Authで渡せます(登録済みのEnte AuthからQRコードを渡す)。
既に認証アプリで共有している時は、先に3-3へ
次の手順2で「認証システム アプリを変更」を選ぶと、それまで登録していたスマホのコードは、全て使えなくなります。
既にGoogle 認証システムで共有のコードを使っている時は、QRコードを出し直さずに移せるので、先に「Google 認証システムから移す場合」から進めてみてください。
  1. 2段階認証の設定を開く
    共有するアカウントでGoogleにログインし、Googleアカウントの「セキュリティとログイン」→「Googleにログインする方法」の「2段階認証プロセス」を開きます。
  2. 認証システムの設定を始める
    「認証システム」→「認証システムを設定」を選びます。
    既に設定してある時は「認証システム アプリを変更」です。
  3. Ente AuthでQRコードを読み取る
    QRコードが出たら、その場にいる人が、それぞれのEnte Authの「+」→「QRコードを読み取り」で読み取ります(1人だけでも構いません)。
  4. コードを入力して確認する
    「次へ」を押して、誰か1人のEnte Authに出た6桁のコードを入力し、「確認」を押します。
  5. 同じコードが出ているか確かめる
    読み取った人全員のEnte Authを見比べて、同じ6桁が出ているかを確かめます。
    違う人や、読み取れなかった人がいても、QRコードを出し直す必要はありません。
    登録済みのEnte Authから渡せます(登録済みのEnte AuthからQRコードを渡す)。
  6. 2段階認証をオンにする
    2段階認証がまだオフの時は、「2段階認証プロセス」の画面に戻り、「2段階認証プロセスを有効にする」を押します。
    既にオンの時は、手順5で終わりです。
ログインの時に、コードを入れる画面がすぐに出ないことがある
共有のアカウントで、誰かがスマホからログインしたままにしていたり、パスキーを作っていたりすると、Googleは、そのスマホに届く通知やパスキーでの確認を先に求めることがあります。
その時は、画面で別の確認方法を選ぶと、認証コードを入れられます。
共有のアカウントは、個人のスマホでログインしたままにせず、パスキーも作らないでおくと、全員が同じ手順でログイン出来ます。

また、複数の人が別々の場所からログインしていると、本人確認の画面が出ることがあります。
本人確認が出来ないと、パスワードの変更などの操作が7日間止まることがあります(Googleのヘルプ)。
使う人が多い時は、「Gmailなら『共有しない』方法もある」も考えてみてください。

QRコードを読み取れない時

パソコンのアプリで登録する時など、QRコードを読み取れない時は、文字の並び(セットアップキー)で登録します。
Googleアカウントなら、QRコードの画面で「スキャンできない場合」を押すと、セットアップキーが出ます。
Ente Authの「+」→「手動で詳細を入力する」を選びます。
発行者(例:Google)、シークレット(セットアップキー)、アカウント(例:info@〜)を入力して、「保存」を押します。

Google Workspaceを使っている場合

Google Workspace(会社のドメインで使うGoogleのサービス)のアカウントでも、Ente Authなどの認証アプリを使えます。
ただし、管理者が2段階認証の方法を「セキュリティ キーのみ」にしていると、認証アプリは使えません(管理コンソールの「セキュリティ」→「認証」→「2段階認証プロセス」の「方法」)。
コードの確認で失敗する時は、スマホの時刻が自動で合う設定になっているかを確かめてみてください。

Google 認証システムから移す場合

既にGoogle 認証システムで共有のコードを使っている時は、それぞれのスマホで、QRコードを出し直さなくても、Ente Authに移せます。
  1. Google 認証システムで、メニュー→「コードを移行」→「コードをエクスポート」(iPhoneは「アカウントを移行」→「アカウントのエクスポート」)を選び、移すコードを選ぶ
  2. Ente Authの「設定」→「データ」→「コードをインポート」→「Google Authenticator」を選ぶ
  3. Google 認証システムに出たQRコードを読み取る
移した後は、全てのコードが移っているかと、Ente Authのコードでログイン出来るかを確かめます。
確かめてから、Google 認証システムの方のコードを消しておくと、鍵のある場所が1つにまとまります。

後から人を増やす/たまに使う人に渡す

後から人を増やす時は、その人にもEnte Authを入れて、自分のEnteアカウントを作ってもらいます。
コードは、既に使っている人のEnte Authから渡せるので、QRコードを出し直す必要はありません。

登録済みのEnte AuthからQRコードを渡す

とら(Web担当) QRコードを写真に撮って、チャットで送れば楽ですよね?
ラグ先生(制作会社のエンジニア) QRコードは、鍵そのものです。
チャットに残ると、見た人は誰でもコードを作れてしまいます。
とら(Web担当) ……その場で読み取ってもらいます。
登録済みのEnte Authでコードを長押し(パソコンでは右クリック)して「QR」を選ぶと、そのコードのQRコードが出ます。
新しい人のEnte Authの「+」→「QRコードを読み取り」で、読み取ってもらいます。
渡すのは、その人が使うコードだけにします。
アプリのロックをかけている時は、QRコードを出す前に、ロックの解除を求められます。

たまに使う人にはコードのリンクを送る

コードを長押し(パソコンでは右クリック)して「共有」を選び、2分/5分/10分から時間を選ぶと、その間だけコードを見られるリンクを送れます。
受け取った人に鍵は渡らないので、その人のスマホに鍵が残りません。
その人に、Ente Authを入れてもらう必要もありません。
ただ、リンクを知っている人は、時間内なら誰でもコードを見られるので、送り先を確かめてから送ります。

人が抜けた時/スマホを替えた時

複数人で使っていると、使う人の入れ替わりや、スマホを替えることは、いつか起きます。
その時の対応を、先に決めておくと慌てずに済みます。

人が抜けた時

とら(Web担当) 辞めた人に、Ente Authからコードを消してもらえば、終わりですよね?
ラグ先生(制作会社のエンジニア) 消す前に、鍵を書き写していたら?
とら(Web担当) ……まだ使えてしまいますね。
ラグ先生(制作会社のエンジニア) だから、パスワードと鍵の方を替えます。
両方替えれば、書き写した鍵は紙切れになります。
抜けた人のEnteアカウントには、共有していたコードの鍵が残っています。
次の順に、パスワードと鍵を替えておきます。
  1. 共有しているサービスを書き出す
    自分のEnte Authで、抜けた人と共有していたコードを確かめ、サービスを書き出します。
    この後のパスワードの変更と、QRコードの出し直しは、書き出したサービス毎に行います。
  2. パスワードを変える
    共有しているアカウントのパスワードを変えて、新しいパスワードは残る人だけに伝えます。
    Googleアカウントのパスワードを変えると、Gmailを読んでいるメールソフトでも、ログインし直すことになります(アプリ パスワードを使っている時は、作り直します)。
  3. 抜けた人の端末をログアウトさせ、再設定用の連絡先とパスキーを外す
    パスワードを変えても、ログインの本人確認に使っているスマホなどは、ログインしたまま残ります。
    Googleアカウントなら、「セキュリティとログイン」→「お使いのデバイス」の「すべてのデバイスを管理」で、抜けた人の端末を選んで「ログアウト」を押します。
    同じ端末名が複数ある時は、全てログアウトします。
    再設定用の電話番号/再設定用のメールアドレス/パスキーに、抜けた人の分があれば、それも外します。
  4. QRコードを出し直して、残る全員で読み取り直す
    Googleアカウントなら「認証システム アプリを変更」です。
    出し直すと、抜けた人のEnte Authに残った鍵では、コードを作れなくなります。
    残る全員で新しいQRコードを読み取ります。
    読み取ると、同じ名前のコードが2つ並びます。
    新しい方でログイン出来るのを確かめてから、古い方を消します。
  5. バックアップコードを作り直す
    Googleアカウントなら、「バックアップ コード」の画面で「更新」を押すと、古いコードは使えなくなります。
    新しいコードを保管し直します。

スマホを替えた時

新しいスマホにEnte Authを入れて、自分のEnteアカウントでログインすれば、全てのコードが出ます。
新しいスマホのコードでログイン出来るかを確かめてから、古いスマホのEnte Authをログアウトして、下取りに出すと安心です。
ログアウトし忘れた時は、新しいスマホの「設定」→「セキュリティ」→「アクティブなセッションを表示」から、古いスマホのセッションを終了できます。

バックアップコードを保管しておく

バックアップコードは、スマホが手元に無い時に、Googleアカウントなどへのログインで、認証コードの代わりに使える番号です。
Googleアカウントでは、「2段階認証プロセス」の「バックアップ コード」から、1回ずつ使える8桁のコードを10個作れます。
印刷して金庫などにしまうか、パスワード管理ツールの共有の保管庫に入れておくと、誰かが休んでいても取り出せます。
Ente Authに登録したコードの控えも、別に作っておけます。
「設定」→「データ」→「コードをエクスポート」で「暗号化済み」を選ぶと、パスワードをかけたファイルに書き出せます。
Enteアカウントにログイン出来なくなった時に、別のEnte Authで読み込むと、コードを戻せます。
書き出したファイルは、書き出した時点の控えなので、後からコードを足した時は、書き出し直します。
書き出したファイルと、そのパスワードは、別々の場所に保管しておきます。

Ente Auth以外の方法

とら(Web担当) Ente Authを入れずに、今のGoogle 認証システムのままでも出来ますか?
ラグ先生(制作会社のエンジニア) 出来ます。
ただ、パソコンでは使えません。
パスワード管理ツールで共有する方法もあります。

Google 認証システムで複数台に登録する

Google 認証システムでも、同じQRコードを読み取れば、同じコードが出ます。
使う人が全員スマホで、既にGoogle 認証システムを入れている時は、新しいアプリを入れずに済みます。
後から人を足す時は、登録済みのスマホの「コードを移行」(iPhoneは「アカウントを移行」)で、その人が使うコードだけを渡せます。

ただし、パソコンやブラウザでは使えず、時間を区切ってコードを見せることも出来ません。
また、アプリに自分のGoogleアカウントでログインしていると、共有のコードもその人のGoogleアカウントに入ります。
人が抜けた時は、QRコードの出し直しまでしておきます。

パスワード管理ツールで共有する

1PasswordやBitwardenなどのパスワード管理ツールは、パスワードと一緒に、認証コードも出せます(Bitwardenでは、認証コードを出すのに有料のプランが要ります)。
会社の共有の保管庫に入れておけば、使う人はそれぞれ自分のアカウントでログインしたまま、同じ認証コードを使えます。
QRコードを見せるために会わずに済み、人が抜けた時は、組織から外すとコードを見られなくなります。
それまでに書き写している可能性はあるので、外した後も、パスワードと鍵は替えておきます(人が抜けた時)。

Bitwardenで共有する手順は、記事「共有アカウントの2段階認証 Bitwardenで複数人が同じ認証コードを使う方法」で詳しく紹介しています。

Gmailなら「共有しない」方法もある

とら(Web担当) そもそも、共有しないで済む方法は無いんですか?
ラグ先生(制作会社のエンジニア) Gmailなら、メールの委任があります。
自分のアカウントのまま、info@ のメールを読んだり送ったり出来ます。
メールの委任は、Gmailの設定の「アカウントへのアクセスを許可」で行います。
パスワードも2段階認証も、使う人の間で共有しなくて済むので、安全の面では一番です。
役割用のアカウントにログインするのは、管理する1人だけにします(この人が替わる時は、人が抜けた時の手順で、パスワードと鍵を替えます)。

同じアカウントへのログインが重ならないので、本人確認の画面も出にくくなります。
  1. 役割用のアカウントでGmailの設定を開く
    パソコンのGmailで、右上の歯車のアイコン→「すべての設定を表示」を開きます。
    タブは「アカウントとインポート」、または「アカウント」です。
    スマホのGmailアプリでは、代理人を追加できません。
  2. メールを使う人を追加する
    「アカウントへのアクセスを許可」の「別のアカウントを追加」を押して、使う人のメールアドレスを入力します。
    「次のステップ」→「メールを送信してアクセスを許可」を押します。
  3. 使う人が承認する
    使う人に確認のメールが届くので、1週間以内にリンクを開いて承認します。
    使えるようになるまで、最長で24時間ほどかかります。
    その後は、自分のGmailの右上のプロフィール写真から、「委任」と付いた役割用のアカウントを開けます。
委任を受けた人は、メールを読む/送る/消すことは出来ますが、パスワードやGoogleアカウントの設定は変えられません。
委任できるのはGmailだけで、Googleドライブやカレンダーは対象外です。
委任を受けた人がメールを送ると、受け取った人には、役割用のアカウントと一緒に、送った人のアドレスも出ます。
委任できるのは、個人のGmailで10人までです。

Google Workspaceでは、管理者が「メールの委任」を有効にしていると、同じ組織の人に1,000人まで委任できます。
送った人のアドレスを出さない設定や、Googleグループの「共同トレイ」で届いたメールを分担する方法もあります。
補足
GoogleアナリティクスやSearch Consoleのように、「ユーザーを追加」で複数人が使えるサービスも、アカウントを共有しなくて済みます。
人が抜けた時も、その人を外すだけです。

まとめ

  • 使う人それぞれが、自分のEnteアカウントでEnte Authを使う(1つのEnteアカウントを共有しない)
  • 2段階認証を設定する時に、その場にいる人で同じQRコードを読み取る
  • 後から人を増やす時は、登録済みのEnte Authで「QR」を出し、その場で読み取ってもらう
  • たまに使う人には、時間を区切ったリンクで、コードだけを渡す
  • SMSの認証を1人の携帯に紐づけない/QRコードのスクリーンショットを共有しない
  • 人が抜けた時は、共有しているサービス毎に、パスワードを変えて、抜けた人の端末をログアウトさせ、QRコードを出し直して、残る全員で読み取り直し、バックアップコードを作り直す
  • バックアップコードを保管しておく
  • Gmailなら、メールの委任で、そもそも共有しない形も選べる
アカウントの管理、一緒に整えませんか
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